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タクヤは走って探しに行った
タクヤ「A！A！」
タクヤ「あ！A見なかった？」
スタ2「え、どうしたんですか？」
スタ1「み、見てないよね」
スタ2「う、うん」
タクヤ「ありがと」
カイ「ちょっと待って」
タクヤ「なんだよ」
カイ「場所知ってるよね？」
スタ1「え…」
スタ2「知りませんよ！」
カイ「お願いA今大変なことになってるかもしれないんだ…お願いします」
深く頭をさげた
スタ2「倉庫に…いる」
スタ1「なんで言うの！」
スタ2「もういいでしょ」
タクヤ「早く消えろ」
カイ「ありがとね」
タクヤ「行くぞ」
倉庫に向かうと苦しそうな声が中から聞こえた
タクヤ「A？」
A「た、たくちゃん…た、すけ、て…」
タクヤ「今開ける」
ガチャ
タクヤ「A…」
A「…ぅ、い、たい…」
カイ「おい、出血してるぞ！」
タクヤ「A？」
バタッ
タクヤ「A！しっかりしろ！」
カイ「救急車呼んでくる」
ユーキ「Aは？」
ユースケ「Aちゃん！」
タカシ「Aちゃん！」
タクヤ「A…起きろよ！」
Aは病院に運ばれた
タクヤ「A…」
カイ「大丈夫大丈夫」
リョウガ「Aは簡単に死ぬやつじゃない」
ユーキ「Aは大丈夫」
そうすると手術中のランプが消えた
タクヤ「先生！Aは」
先生「大丈夫ですよ、でも…中にいた赤ちゃんが病院に着いた時には息をしていませんでした…」
タクヤ「仕方ないです…Aの命だけでも助けてくれてありがとうございました」
深く頭をさげた
でも早く自分が探しておけば赤ちゃんも助かったかもしれないという悔しさが込み上げてきた
カイ「あんまり思い込むなよ」
タクヤ「分かってる」
ユーキ「Aが1番つらいよな…」
ユースケ「僕らが支えないとね」
そう言ってAがいる病室に向かった
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作者名：はるるん | 作成日時：2019年3月22日 1時
