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「あのさ…ナムジュナ」
「んー??」
ばたつきが少し収まった時
「どうしてこんなにたくさんしてくれるの…?」
どうしても聞きたくなったから
(ちょっと迷ったけど…笑)思い切ってみる事にした
…なのに
「ははっ(^^)」
笑ってるんですけどこの人何者(あんたの彼氏)
せ…折角人が勇気を出したと言うのに……!
少し睨んでみても"ごめんごめん笑"と全く伝わってない感じだし
む…こっちは真剣なのに!!
「…A?」
「ん……」
ちょっと拗ねてやろう←
「Aーー」
「(シリマセン)……」
何も言わなくなった私を見て、てっきり機嫌悪くなっちゃうかなー?なんて思ってたけど
「まいったな笑」
いや全然まいってないでしょあなた
顔ゆるゆるですけどー!!!!(心の中で大声)
……とは言え
「ねぇA?」
「ん……」
いつでも私の中の普通を壊してくれるのも
「俺は何かを与えて幸せを得るのが好意で、何かを共有して幸せを得るのが愛だと思ってるんだ」
「え?」
私の心を満たしてくれるのも
「好意って友達にも家族にも、自分の周りの人には誰にでも抱くものだけど、
愛って限られた人に抱くものだと思わないか?」
「うん…」
いつだってナムなんだ
「俺はどんな時でもこうやってAと時間を共有したいと思うんだよ」
「ナムジュン…」
「だって俺たち恋人だろ?」
「っ…!照」
"いやでも改めて言うのは恥ずかしいな笑"
と照れ臭そうな横顔を見つめて
私はナムジュンの言葉を頭の中で反復しながら、頬が緩む
「ナム」
「んー??」
慣れてないけど
「こんなのも悪くないねっ(^^)」
「ははっ、だろ(^^)?」
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作者名:たんぷん | 作成日時:2017年6月4日 17時