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それからなんだかんだナムは立ち直り笑
2人で部屋の模様替えやらなんやらやってたら、外はすっかり暗くなっていた
「じゃあ、先入ってくるなー」
「はーいごゆっくりー(^^)」
鼻歌を歌いながらナムがお風呂に入った事を確認して、自分の部屋に向かう
ちゃんと扉を閉めて、スマホの電話帳にある"砂糖オッパ"の文字をタップ
すると電話の向こうから"うーい"と言う気だるげな声が聞こえてきた
「もしもしオッパ？」
《なんだAか》
恐ろしく覇気のない電話の相手は、私ミン Aの実の兄であるミン ユンギ氏
…てか妹に向かってなんだとはなんだ
「寝てたでしょ」
《おう、悪いか》
「寝る子は育つって迷信なんだね」
《じゃあな切るぞ》
「嘘嘘嘘だよオッパ！！」
冗談も通じないのか私のオッパはっ！！！
《…で、要件は》
あぁ、そうそう忘れてた笑
さっきの紅茶、オッパも好きでよく飲んでたらしく
オッパ行きつけの紅茶専門店でナムの分も買ってきてくれたのだ
「紅茶ありがとう！ナム喜んでた(^^)」
《おう、手滑らせて全部零すなよって言っといてやってくれ》
「わかった笑」
絶対にやらないって断言できないよね、うん笑
《あーあとあれだ。A、店の名前と住所カトクに送っとくからナムに教えといて》
「えー？オッパからナムに直接送ればいいじゃん」
《あ？急に彼女の兄貴からそんなん送られてきたらビビんだろ》
それ気にするところ？笑
「平気だって笑とにかく、オッパから直接送ってね(^^)切るよー？」
《ったく…しゃーねぇな…。おう、じゃあな》
なんだかんだ言ってオッパはナムの事可愛がってるんだなーって思いながら
部屋を出るとソファで頭にタオルを乗せたまま口半開きのナムがぼーっとしていた
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作者名：たんぷん | 作成日時：2017年6月4日 17時
