学校のカイダン～Ａ・Ｒ・Ｓ～ (ページ44)

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４３話ページ44

２-１、教室前

南生徒会長の演説は偽物。全部スピ-チライタ-が書いていた。
南嵐もグル。

美「…何これ…。」

ツ「おっはよ‐！」

そこにツバメが元気よく来た。

玉「…ツバメちゃん。これ…。」

ツ「…！！」

玉子が携帯を見せ、ツバメは驚く。

南「これ、あんたのよね？？スピ‐チの１行目は聴衆を驚かせて注目を集めるんだってね。
　『守りたい奴の悪口を言え』これ油虫を救ったときのよね？？『皆でステ‐キを食え』
　『バカになって熱くなろうよ』『泥を食え』『同じ釜の飯を食おう』」

玲「何それ…。」

エ「ど‐ゆ‐こと？？」

南「ど‐なの？？会長さん。」

男「なんでこんなこと…！」

男「俺、変わろうと思ったのに…。変われたのに！」

タ「本気で変えてえって言ったのもスピ‐チライタ‐の言葉でおちょくってただけかよ。」

ツ「…」

夏「いいから帰れ！！」

南「皆、今までのことは水に流してあげる。」

ツバメは床に散らばった紙を集め、慧の家へと向かった。