学校のカイダン～Ａ・Ｒ・Ｓ～ (ページ41)

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４０話ページ41

夜、大野邸

翔「明日？？特サ枠撤廃の会議。」

智「うん、そ‐。」

翔「３人ともお願いね？？俺とニノ、編入試験あるから。」

雅「だ‐いじょうぶ！！俺がいるんだもん！！」

和「お前が１番心配だわ。」

智「大丈夫だって。ツバメと慧のスピ‐チを信じよ。」

潤「てゆーか、ほんと、よかったね。山風の大学行けて。」

翔「まだ確定じゃないけどね。山風で幼稚舎から１位～５位占めてたから
　編入試験用意してもらえたとこあるし。」

雅「でも、翔ちゃんもニノも違う学部なんだよね？？
　なんかさ、それ、寂しくない？？」

翔「仕方ないよ。俺は櫻井病院の跡取りだから医師免許は絶対不可欠だし。
　ニノだって二宮商事の跡取りとしていろいろ勉強が必要だし。」

智「学部が違うってだけで、大学は一緒だし。」

雅「でも‼寂しくないの!?」

和「こんぐらいで寂しいって言ってたら、これからどうすんの。
　仕事し出したらいろいろ大変だし、会うことも少なくなるんだよ？？」

雅「でも…寂しいじゃん…ぐずっ。」

潤「まだ卒業もしてねえのに泣いてどうすんだよ。」

智「涙は卒業のときにとっとこ？？ね？？」

雅「…う゛ん˝…」