貴方のお姫様になるまで... (ページ9)

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『こんにちは、皆さんっ』

カメラに向かって手を振ると
一斉に流れ出すコメント。

深夜の1時。
練習室の一角でVLIVEの配信を始めた。

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＜ Aヤ〜！可愛い
＜そこは何処？
＜髪の毛ぼさぼさ可愛いㅋㅋ

『ここは練習室です！
さっきまでジウオンニと練習してたんですけど、
オンニは先に帰りました』

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＜ Aちゃん何か歌ってよ！
＜ TMIありますか？
＜テヒョンはどこ〜ㅠㅠㅠㅠ

『 TMIですか？...あ！
さっき事務所近くのコンビニに行ったら
ユンギオッパとホソクオッパに会いました〜』

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＜コンビニでビッヒファミリーに出会える世界線....
＜奢って貰えた？ㅎㅎㅎㅎ
＜テヒョンはどこなのよ〜！

『んはは、テヒョンはどこなの〜って。
オッパ何処ですか？私も知らないですっ』

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色んなファンの子達とお話して楽しんでいた
その時だった。

「あ、Aちゃんいた」

『 ....オッパ？』

練習室の扉がガチャっと空いて
そこには今話していたテヒョンオッパが居たのだ。

＜ .....っ？！テヒョン？！！！
＜ここに居たのかテヒョンア〜ㅠㅠ
＜待ってかっこいい無理好き

私も会えると思ってなかったから
内心ドキドキして仕方無い。

目の前のオッパは
私を見つけるなり幸せそうに笑う。

コンビニの袋を手元にぶら下げながら
どすんと隣に座った。

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