貴方のお姫様になるまで... (ページ21)

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撮影当日。

このスタジオの奥には
既にTXTの子達がいると聞いて少し緊張する。

SJ「ヤ〜、緊張してんのはTXTの子達だよ」

SA「 ....でも、こっちも緊張しますよ。やっぱり」

HS「ははは！ジョンヨナは全然だけど？」

JK「ヒョンうるさい」

BTSオッパ達とその道を歩く。
一応私たちMemoriesも先輩グループになるからね。

テヒョンオッパとはこの間の件があってから
ほんの少しだけ気まずい。

現に今も、オッパはジミンオッパの隣にいて
私はその後ろをジウオンニと歩いている。

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しばらく歩くと、着いた先には
緊張気味のTXTの皆がいた。

私たちに気付くなり一斉に立ち上がり
張り付いた笑顔を見せる。

HS「ヤーヤー！元気だった？」

JY「んはは、楽にしていいよ〜！」

JU「 BIG HITファミリー！！！」

そんなTXTの子達をホソクオッパを始め
ジョンヨナとジウオンニが盛り上げた。

そんな様子を端っこで笑いながら見ていると
TXTのある子と目が合う。

ニコッと微笑んで手を振ってみると
彼は緊張しながらもお辞儀をしてくれた。

『 ....んは、可愛い』

私もデビューしたての頃はこんな感じだったな
なんて思い出した。

目の前にTXTの子達
隣にはBTSオッパ達がいて
3グループでの挨拶を行った。

その間もふざけるオッパ達と
場を和ますメンバーの様子が暖かくて
TXTの子たちも少し落ち着いた様子。

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