大きいままでもうるさい！ (ページ14)

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家に帰ってから何かお礼を。と肩に力が入って落ち着かない高地を捕まえて、前みたいにマッサージをしてもらっていた。

高「ジェシー、、」

ジ「なにー？」

高「俺、、ジェシーみたいなお嫁さんも良いなって思った。」
　
ジ「急になんだよ笑。」

高「信じてくれる人がそばにいるって心強いなって思ったんだよ。お前にも信じてもらえなかったらおしまいだって思ってた。」

元気のない声に腰をグリグリ動かす。高地が腰をあげて、その間に仰向けになる。

え？って顔をした高地の腰を掴んで腹の上に座らせた。

高「何？この体勢。」

ジ「高地泣くのかなって思って。」
　
高「泣かねぇよ笑。」

笑って俺を見下ろす高地の手を掴む。キョトンとした高地を真剣に見つめた。

高「な、なに、、、？」

ジ「お互い良い相手を見つけるまでで良いからさ、一緒に居ない？」

高「そんなこと言われてもさ、俺ら一緒にいたら現れないんじゃない？」

ジ「運命ならどんな状況でも現れるから。俺、お前と暮らすの楽しいんだよね。」

高「それは俺もだけど、、、。」

俯いた高地の手を強く握る。チラリとそれを見てから俺に目を合わせた。

高「わかった。」

その返事に、笑顔に、トクンと心から何かが溢れる。

ジ「さすがこーち！！」

高「はいはい。」

その気持ちに大事な意味があるって、なんとなくだけど気づいたりもした。