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高地
あいつらが元に戻ったことを事務所に報告して、音楽活動の本格復帰も発表になった。
CDの発売が１枚しか出来てなかったから俺ら宛の楽曲が溜まりに溜まって居たらしくてアルバム引っさげたツアーも決定した。
２枚目でアルバム？って思ったけどとにかく追い上げたい。ファンを待たせたから。
歌のレッスンにダンスのレッスン。レコーディングにライブの打ち合わせ。
またデビューするの？ってくらい忙しい中でも元子供たちは着々と引っ越しの準備を進めていた。
高「樹もう戻るの？」
樹「あっちの家賃もったいなくね？それに俺、物あんまり持ってきてないから。」
ジ「いやぁ、まだ良いんじゃない？」
樹「でももう送っちゃったんだよね。」
出来てないのは俺とジェシーだけ。
元子供たちは子供サイズの物ばっかりだから持ち帰る物が少ないってのもあるけど、にしてもさ。
ずっとたらたらしていたら、とうとう俺とジェシーだけになってしまっていた。
ジ「高地さ、日付決めようか。俺らここに居座れない。」
高「だよね。そうしよっか。」
ジェシーもほとんど準備を終えていて、俺だけなんだな。って情けなくなった。
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通りすがり - はじめまして。各々の成長や葛藤も含め、楽しく読ませて頂きました。続きは恋愛主流かもしれませんが、ホッコリする葛藤や成長要素があると嬉しいです。 (2022年6月9日 5時) (
レス) @page44 id: f16cdcf992 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年12月5日 0時
