小さくなってもうるさい！６ (ページ5)

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高地

ジ「おはよう、高地。」

高「おはよう。早いね、北斗も起きてないのに。」

ジェシーが飲みに行った日の翌日、寝癖まみれのジェシーが起きてきた。

高「頭すごいよ？」

手櫛でとかしてみたけどピョコピョコ跳ねてきて、全然直らない。

高「直してきな。」

ジ「あ、待って。」

高「どうした？」

モジモジしていたジェシーの後ろから紺色の包みが出てきた。

高「俺に？」

うんうん！と何度も首を振ったから中を見てみると、黒を基調にシルバーがアクセントになったブレスレットだった。

高「うわー！嬉しい！どうしたの！？」

ジ「帰りに買ってきたんだよ。その、いつも、、」

高「あ！ちょっと待って！」

ジェシーの言葉を遮って、俺は自分の部屋に向かう。タイミングを逃していたことを思い出したのだ。

高「ジェシー、はい！」

ジ「俺に？」

同じように首を縦に振ると、ラッピングを開けてキラキラと顔を輝かせた。

ジ「カッコいいサングラス！どうしたの？」

高「阿部ちゃんと飲みに行った日の帰りに買ったんだ。いつ渡せば言いかわからなくて。」

ジ「それって、」

高「、、、うん。」

より一層ハッピーな顔をしたジェシーは感情そのままに俺を抱き締めてきた。

ジ「一緒に言う？どうする？」

高「どっちが先とか嫌だし、、」

ジ「じゃあせーの！」

「「いつもありがとう。」」