小さくなってもうるさい！６ (ページ25)

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自称末っ子に手を出すなページ25

樹

樹「最近仕事の話して来ないけどどうした？」

北「えっ、んー、ネタがない。」

樹「でもほら、最近バラエティーも出るようになったじゃん。」

北「うーん、なったけど、、、。」

転がし職人になったけど、最近北斗は何も話さずに俺に抱きついて寝る。

しがみつくぐらい抱き締めてくるから、朝起きたら脇腹が赤くなってることがある。

まぁ、役の関係かなって思ったけど、どうやら今は明るい男の子役らしい。

樹「なんかあった？」

北「何もないから困ってる。」

そう言いながら頭をスリスリしてくる北斗の髪をモフモフと触った。

北「じゅりぃ、、、」

樹「あぁ？」

北「明日頑張るね。」

樹「お、おう。」

ーーーーーー

樹「ジェシーこの後北斗のとこ行けない？」

ジ「行けなくもないんじゃない？」

あの後そのまま寝てしまった北斗が気になって、収録終わりに様子を見に現場へ向かった。

ランドセルを背負った北斗が、うろうろと色んなところを回っていた。

ジ「あれ何してんだろ。」

樹「さぁ？おーい北斗ー！！」

俺たちを見て嬉しそうに手を振って走ってくる北斗。あいつ可愛いな。

北「来てくれたのぉ！？」

ジ「樹が行こうって。」

北「えー嬉しい！」

いつにも増してどうして北斗がワンコなのか、この時の俺は気にもしなかった。