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樹「こーちぃ。、、、あれ？いない。」
慎「えー撮影するって言ったのに！ダメだな。」
先にジェシーのとこに行こうと思ったら、樹が悪い顔をしながら部屋を出ていった。
しばらくするとペンを持って帰ってくる。
樹「せっかくだからさ、イタズラしておこうよ。これビリビリペン。」
慎「それめっちゃいいじゃん！カメラあの棚の上とかに置いておこうよ。」
仕掛けをちゃんとセットしてジェシーの部屋に向かった。ノックすると申し訳なさそうにジェシーが顔を出す。
ジ「あのさ、高地が寝てんの。」
樹「こーちここにいたのかよ。起こしてよ。」
ジ「いやぁ、最近仕事と家事の両立？ってやつをまた頑張ってたから起こしづらいというか、、、。」
慎「なんでジェシーの部屋なの？」
ジ「俺の部屋で話してて、各々のことをなんとなく始めたらいつの間にか寝てた。」
こーちが頑張ってるのは知ってるしなぁ。叩き起こすのは心が痛む。
樹「じゃあ起きてからふたりで撮ってよ。今はこーちの寝顔だけ晒しとこう。それでも大丈夫ですか？」
スタッフさんがOKサインを出す。部屋に入れてもらってこーちの寝顔を撮ってもらった。
ベッドの上でスマホを握りながら眠るこーち。掛け布団は多分ジェシーが掛けたんだと思う。だって掛け布団がこーちを挟むみたいに折られてる。
樹「こーちの部屋とジェシーの部屋は自分たちで紹介してもらいます。」
慎「じゃあ、どうぞ！」
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年6月12日 2時
