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ジェシー

満面の笑みで部屋に入ってきた慎太郎が膝の上にちょこんと乗ってきた。

慎「歌詞を書いてたの?」

ジ「そう、やっぱり出来ることはやっておかないとね。」

慎「俺邪魔しちゃった??」

眉をへの字にして俺を見上げる慎太郎が犯罪的に可愛い。

ジ「行き詰まってたから、慎太郎が来てくれて良かったよ。」

そう言ってギュッと抱きしめると嬉しそうに笑って、回した腕を握ってくる。

慎「よしよし、、、して?」

ジ「今日はいつにも増して子供っぽいね。」

可愛いから言われたとおりに頭を撫でる。

慎「そうかなぁ。甘えちゃだめ?」

ジ「ダメじゃない!もっと甘えて!」

慎「えへへ、ジェシー好き。」

天使がいる。俺召されるのかもしんない。

ジ「なんでそんなに甘えん坊なの?」

慎「わかんなぁい。なんか寂しいの。」

ジ「そっかそっか。よしよし。」

最近大人っぽかった反動なのかな。

それにしてもこの天使を手放すのは惜しいな。

ジ「慎太郎、今日一緒に寝る?」

慎「いいのぉ!?ジェシーと寝たい!」

あぁ!かわいい!!

コンコン

高「慎太郎いる?」

悪魔が来た!さらわれる!

ジ「いなーい!!」

高「嘘つくな!ここにいなかったらこの家から消えたことになるだろ。」

高地が部屋に入ってくる。

わかってるなら聞かないでよ!

高「さっき何か言いに来なかった?」

慎「ん、えーっと、、、」

慎太郎が困ったように俺をちらりと見る。

ジ「大したことないよね!もう大丈夫だから、高地は寝たほうがいいよ。明日早いみたいだし!」

高「お前に聞いてないんだけど。ちょっと押すなって!!」

言ったら絶対高地も甘やかす。

高地の背中を椅子に座ったまま押して部屋から追い出した。

慎「いいの?」

ジ「いいの!もう寝よ?」

天使が選んだのは俺だもんね!

3→←慎太郎の甘えたい日



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久遠さん(プロフ) - yuduki癒月*さん» 良かったです!安心しました (2020年6月4日 0時) (レス) id: a6d5e86470 (このIDを非表示/違反報告)
yuduki癒月*(プロフ) - リクエストに応えてくれてありがとうございました!あんな感じで大丈夫ですよ! (2020年6月3日 6時) (レス) id: 95650893a5 (このIDを非表示/違反報告)
久遠さん(プロフ) - yuduki癒月*さん» かしこまりました。期待に応えられるよう頑張りますので楽しみに待っていてください! (2020年6月1日 0時) (レス) id: a6d5e86470 (このIDを非表示/違反報告)
yuduki癒月*(プロフ) - 初めまして!いつも更新楽しみにしてます!あのリクエストなんですけど、高地くんが樹くんに構っていて、高地くんに構って欲しくて樹くんに嫉妬しちゃう話がみたいです!これからも更新楽しみにしてます! (2020年5月31日 12時) (レス) id: 95650893a5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し67665号(プロフ) - リクエストありがとうございました!更新されるたびにワクワクしてました笑とても面白かったです! (2020年5月29日 2時) (レス) id: 7b8845b971 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:久遠さん | 作成日時:2020年5月10日 10時

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