With you like sunshine . (ページ10)

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そしてその日の夜に表示される彼の名前。

この瞬間は何度来ても慣れない。

ジ「あの後決まったこと、教えてもらってもいいですか？」

当然といえば当然の内容に少しため息をつく。

高「去年のルールブック、企画部の部屋にあるからそれ見て。変更点はバスケが時間短くして総当たり戦になったことくらいだから。」

ジ「そうなんですか！わかりました！」

高「じゃあよろしく。」

既読がつくが返信はない。

これで終わることに味気なさを感じてしまった俺は思い切って会話を続けてみる。

高「そういえばさ、秘密って何？」

既読がつかなくて、段々と脳内が騒がしくなってくる。

仕事で忙しかったかな、もう寝たとか？

そんなに俺と連絡がしたいわけじゃないとか？

でも、１番になりたいって言ってくれたし。いや、社交辞令だったのかも。

これ無視されてるとかだったらどうしよう。

時刻を確認して５分も経っていなかったことに気づく。

高「もー、焦りすぎだろ！」

気づかれる前に送信を取り消す。

ベッドに潜って目を閉じる前に最後の確認でスマホを見てみる。

ジ「先輩と話したかったことですよ。」

あの質問、見られてたのかよ、、、。

恥ずかしさと嬉しさに心臓が暴れる中

高「あっ、そう、、、。」

なんてぶっきらぼうに返して、

布団を頭まで掛けた。