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そして顔合わせの月曜。
一通りの挨拶が終わって、会長が生徒会のルールを話している。
「連絡先の交換は学年からコースの代表を決めてそのふたりでのみ許可。わかりやすく言ったら、俺と副会長、２年なら高地と京本。コース間はここのみ。コース内は好きにしていいけどな。」
あれ？今北斗の肩が跳ねたぞ。
あのクソ坊っちゃん、生徒会に入れば交換してもいいんだよ〜とかなんとか抜かして交換しやがったな。
「生徒会専用の掲示板を使って連絡はするように。当たり前だけど、相手の連絡先を他言するのは言語道断だから。あとは各部署でやっといて、よろしく。」
とか言って３年は颯爽と帰っていった。
どの代なんだ、この２年に丸投げシステム作ったの！！
ふぅ〜と心を落ち着けて企画部に戻る。
北「もう！京本先輩ひどいじゃないですか！交換ダメじゃないですか！」
大「バレなきゃいいんだって！それに北斗としか交換してないよ？北斗が言わなければいーの。」
高「いーの。じゃない。さっき北斗震えてたぞ、かわいそー。」
ジ「ルール破っちゃっていいんですか？あと、高地先輩スマホ借りていいですか？」
高「ルールは破っちゃだめだよ。はい、どーぞ。」
ジェシーが俺のスマホとジェシーのスマホを交互に操作する。
てか、なんで俺のスマホ借りたんだ？
ジ「これで完璧です！はい、ありがとうございます！」
《ジェシーが友達登録されました。》
高「、、、はい！？勝手に何してるの！？」
ジ「ルール破ってもいいんですよね？」
高「良くない！！」
勝手にアドレス追加しちゃだめ。もルールに入れてもらえば良かった。
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
