今日:85 hit、昨日:1 hit、合計:215,950 hit
小｜中｜大
47 ページ47
高地
文化祭が終わってから、モヤっとした塊が俺の心を占領していた。
頭の中でただ考えても答えなんて見つかるはずもなくて、整理しようと紙とペンを用意する。
《大我から相談を受ける。
北斗から相談を受けて、熱くなった。
告白を断る。なんかだめな気がした。
北斗のせい、あとジェシー。》
高「どうしてジェシーなんだろう。」
《ジェシー。→距離感がアメリカン？
↓ →１番になりたい宣言。
興味あり。仲良くなれて嬉しい。》
、、、なんて馬鹿げた図なんだ。
恥ずかしくなって丸めてゴミ箱に捨てる。
高「なんだよアメリカンって。はぁ、、、。
ん？そういえば、、、。」
アメリカンもう１人いた気がする。
ゴミ箱から紙を取り出して広げる。
《北斗のせい、
↓
大我→北斗にはアメリカン。》
高「これは好きだから。、、、好き？」
《ロッカー、あれ、北斗のやつ、チュロス
→ 》
、、、大我と同じ。
「今度は、先輩の１番にしてくれますか？」
高「嘘だろ、、、。」
いや、無い無い！だって、ねぇ、あり得ないよ！
今度こそ丸めてゴミ箱に放り投げる。
女慣れしてるから感覚が麻痺してるんだ。大した意味ないはず。好きじゃなくても言えちゃうんだよあいつは。
心臓の音が鼓膜を激しく打ち付ける。
俺も１番の先輩になりたい。
前に送ろうとしたメッセージがどこからともなく頭に現れた。
高「はぁ？え？なんなんだよ、、、。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 505人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
