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大我
大「断った？高地が？」
ジ「そうなんです。ちょっと手を出して引っ込めたんです。」
俺の家で報告会。惚気は散々聞いてもらったから今はジェシーの番。
ジ「高地先輩も戸惑った顔をしたような、しなかったような。」
大「心変わりでもしたんじゃない？」
ジ「どうしていきなり？まぁ、そのほうが安心ですけど。」
大「その後の様子とかは？」
ジ「何も聞かないでって顔されたから聞けてないです。でも、帰りに柄にもなく俺と居て楽しかったって！」
高地が立ち直りつつあるってことなのかな。
それか前の彼女も酷かったから付き合うのも億劫な体になったとか。
ジ「聞いてます！？頭撫でたら照れちゃって可愛かったんですよ！？」
高地は気づいてるのかなジェシーの気持ちに。
大「ジェシーさ、高地がどう思ってるか知らないの？責めたことした後何か言われない訳？」
ジ「、、、逃げてます。」
何このモジモジした生物。肉食なのかそうじゃないのかわかんないな。
ジ「恥ずかしいし、聞くの怖いじゃないですか！それに、その後どうしていいかわかりません！」
大「なんかもう、かわいいよ。そこまで頑張ってると。高地が知らないのが惜しいくらい。」
ジ「知られたらダメです！笑われますよ、、、。
俺は先輩の彼氏になりたいんですから。」
高地にそれとなく聞いてみよう。
このデカわんこだけじゃ無理だ。
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
