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大我
ジェシーに励まされて、ようやく立ち直った俺はやっぱり北斗を諦められなくて北斗を探す。
ジェシーに連絡しろって言われたけど、それはなんか違う気がして。
北斗からあの男を追い払ったところで北斗に向き直る。
大「北斗に話したいことがある。」
北「俺も、伝えたいことがあります。」
久しぶりに北斗と目があった気がする。
高地が去ったのを確認して、人がいない屋上へ向かった。
大「俺、北斗のことが好き。一緒にいたいんだ。この間のことは本当にごめんなさい。でも本当に好きなんだ。」
北「先輩の好きと俺の好きは違います。ごめんなさい、、」
北斗に拒否をされるのは何度経験しても心が痛い。振られたとなればなおさらだ。
目の前にいるのに手に入らないってこんな虚しいことだなんて知らなかった。
北「俺、憧れなんかじゃなくなっちゃったんです。恋愛的な意味で好きになってしまいました。」
えっ、、、？
北「こんな気持ちでそばにいたら気持ち悪がられるって思って避けたんです。でも、俺、、、俺も先輩と一緒にいたいんです！だから、、え！」
北斗を引き寄せ抱きしめる。
どうしよう、たまらなくかわいい。今の告白だよね？
大「俺の好きは北斗と同じだよ。北斗が好きなんだ。」
北「本当ですか、、、？」
大「うん、北斗が可愛くて愛しくてたまらない。」
北「やめてください、、、。俺も好きです、大我先輩。」
た、、大我先輩！？
大「本当、可愛すぎる。」
きっとこれから何度もこの北斗にときめかさせられるのだと、甘酸っぱさを感じた。
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
