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集まった推薦の開票日。
大「やっぱり仕切り直して良かったよね。」
高「会長に去年のこと最初から聞いておくべきだった。」
というのも置かれたボックスに名前を書いて入れてもらうようにしていたのだが、異様なほどに女子の名前が多かったのである。
調べてみたら、このクソ坊っちゃんのファンたちが自分の名前を何枚も書いて入れていたらしい。
大「１人１枚紙を取りに越させて昼休みだけボックスに入れられる。しかも監視付き。なんてシステムやってたなんて思わないよ。」
高「芸能人に会えるってだけで夢みたいな組織なのかもね。てか、大我のコネじゃあのイケメン推薦できなかったけどどうしたの？」
コース別にボックスが設けられたせいで大我はイケメンの名前を書けなかった。
大「俺の力を舐めるな。ちゃんと手は売った。」
ニヤッと悪い顔をする大我。
怖いから俺は何も聞かないでおこう。
高「はいはい、作戦成功。あのイケメンの名前すごい量だよ。そっちは？」
大「こっちはねぇ、ジェシーが多い。」
高「それ男？女？」
大「はぁ？ファッション雑誌とか読まない、、か。男だよ。」
高「人気なの？知らないのヤバい？」
大「今グイグイ来てるモデルだよ。知らないとかあり得ない。」
大我が俺にジェシーとかいう男の画像を見せる。
確かに見たことある、、、かも？
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作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
