今日:14 hit、昨日:89 hit、合計:215,968 hit
小｜中｜大
28 ページ28
高地
芸能コースの文化祭。
北「高地先輩、俺たちどうすればいいんですかね。」
北斗が不安になるのも無理はない。
なぜなら何もやることがないから。
高「ぶっちゃけ、実行委員がやってくれるから終わったあとの片付けの指揮しか仕事ないんだよね。」
北「じゃあ企画部にこもりっぱなしですか！？」
先輩の入れ知恵を推奨しないが今日はしょうがない。
高「まず、この生徒会の腕章を外しましょう。」
ふたりで腕章を外す。
高「髪を少しセットして、」
かばんから櫛、ヘアスプレー、ワックス、ドライヤーなどを出す。
高「そして最後にこのマスクをつけましょう！」
北「もしかして、、、。」
高「よし、行こう！タオルもあるから、片付け前にワックス落とせば元通り！どうせここには誰も来ないから。」
北「先輩と京本先輩が仲良い理由がわかった気がします。」
高「あっそう？まぁ今日は楽しもうよ。」
北「会長はいいんですか？」
高「ん？とっくに遊びに行ったよ？俺たちが最後。ほら、早く行こ！」
実はこれは、去年考案された大我の案だったりする。
ガチャッ
高「はぁ？」
ドアの前にはジェシーと大我。
「「一緒に回ってください！！」」
ふたりが手を差し出す。
「「えっと、、、ごめんなさい。」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 505人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
