今日:84 hit、昨日:1 hit、合計:215,949 hit
小｜中｜大
22 ページ22
冷たい視線と怒気を含んだ声に一瞬で場が静まる。
高「なんでいるの？」
ジ「先輩に会いに来ちゃだめですか。」
高「芸能コースは今はここに来ちゃだめだろ。」
ジ「それが理由ですか？北斗とふたりがいいからじゃなくて？」
高「そんなわけ無い。」
ジ「だったら早く北斗の上から退いたらどうです？」
北斗に１言謝って立ち上がる。
北「ジェシー今のは、」
ジ「北斗は黙ってて！」
想定外の怒鳴りに北斗が退く。
高「そんな言い方無いだろ。ちょっとふざけてたまたまそうなっただけだし、なんで怒ってるんだよ。」
ジ「、、、ふざけただけ？」
北「本当に何もないから。倒れるときに手を掴んじゃっただけ。」
ここぞとばかりにふたりで弁解を並べたてる。
高「そういうことだから、勘違いさせたのは謝るよ。なんで謝るのかもよくわかんないけど、、、。」
ジ「俺もすみません！いきなり目に入って動揺しちゃって、、、嫌いになっちゃいました？」
どうやら誤解は解けたらしい。
高「ならないよ。な？そんな顔すんなって。」
北「じゃ、じゃあ俺帰ります。ジェシーも来たみたいですし。さよなら！」
ジェシーに背中を向けないようにして壁を這って部屋を出ていった。
きっとさっきのジェシーがトラウマなんだ。
お詫びになにかおごってあげなきゃかな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 505人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：久遠さん
| 作成日時：2020年5月24日 3時
