With you like sunshine . (ページ17)

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着々と準備を進めていき気づけば夏休みになっていた。

高「なんで喧嘩買っちゃったんだろ。」

今日はあのブロマイドを撮る日。

そして北斗がうちに来る。

というのも、プライベート写真のほうが需要がある。と言う坊っちゃんのせいで学校で写真が撮れなくなってしまったのだ。

北「もう少しで着きます！」

大我が北斗はオシャレだって言ってたな。

服を選んで貰った方がいいだろうか。

高「外で待とうか？」

北「いやいや！家まで行けます！」

頑なに俺の家で写真を撮りたがった北斗を少し嫌になったが、今となっては正解だったと思う。

夢中で男が写真を外で撮り合うのは、若干気が引ける。

北斗、その考えに気づかなくてごめん。

時間になって鳴ったインターホンと、謎の俺の母親の悲鳴。

慌てて階段を駆け下りると、腰を抜かす母親がプルプルと震えて画面を指差す。

高「北斗がどうしたの？って、は？」

ジ「ど〜も〜ジェシーでーす。来ちゃいました！」

俺はとりあえず一旦画面を非表示にした。