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森「はぁ？生きてるわけ無いだろ！」

松「高地が父親を殺して田中が刑事を殺したか、高地が両方殺したかじゃないと筋が通らない！」

森「あいつは冷たい！きょもを簡単に捨てた！守るわけない！」

松「俺と京本への謝罪だったんじゃないの？指名はその意味があった。入れ換えを無視したのはお前自身があいつを守ってたから。お前への信頼として考えがあると見逃した。」

森「はぁ、、、ありえない。」

呆れられるのも無理はない。俺だって分かってる。

松「そうだとしても知りたいんだ。」

ずっと、、、あいつの居場所を探してる。

会いたいだけなんだ。

犯罪者だろうとどうでもいい。

小さい頃から俺を守ってくれてたヒーローだった。

夢見ていたんだよ、高地という存在に。憧れた。

何も言わずに居なくなるなんてあんまりじゃないか。

松「はぁ、グスッ、、会わせてくれ。」

電話越しに森本の低いため息が聞こえた。

森「、、、きょもには黙ってて欲しい。それが条件。」

松「本当か？調べてくれるの？」

森「城岡さんにも言われたんだ。あの人に育てられたから、思いは引き継がないと。どうするかは、全てわかってから決めればいい。」

松「ありがとう。」

あんたの為じゃない。そう吐き捨てて森本は通話を切った。