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城岡

森「最近俺置いて何してんすか？」

城「あぁ？大人の嗜みだよ。若造は引っ込んでろ。」

森「えぇー、俺も誘ってくださいよぉ。」

現在本件としてある事件を捜査しながら重造について追っていたが、さすがに森本には気づかれつつある。

気づかなければお前は先輩の何を見て学んでいるのだ。と言いたくなるが、今回ばかりは都合が悪い。

城「なんで俺がお前を誘わなきゃいけないんだ。」

森「冷たいですね。」

城「じゃあお前は熱いのか？爽やかな風吹かせておいて。」

森「熱いって言われますよ？幼馴染みによく言われます。」

幼馴染み。

城「ほーん、じゃあそいつの目は節穴だな。」

何か出てこないかと小馬鹿にする口調で言ってみると森本の頬がピクリと引きつった。

森「そんなことありません。綺麗で聡明でカッコいい。ミュージカル俳優として大活躍してるんですよ！？そんな何もかも優秀な方の目が節穴な訳無いじゃないですか。」

城「、、、そうか、悪かった。」

怒りを圧し殺しながらも確実に責め立てる口調だった。

なんだ、今のは。

森本の演技は上手いはずなんだ。

そんな彼が感情に負けた。

俳優の幼馴染み、、、京本大我か。