ほくと兄 (にいに期終盤) ページ16
北斗
北「ほーら、樹おっきおっき!」
樹「まだねむーい、、、。」
北「いいから起きる!」
俺人生の暗黒期として教科書に記されてしまうだろうこの謎の時期。それは俺だけでなく樹と慎太郎も同じようだけど、彼らは長い。
樹「ほく、おんぶ〜。」
北「ったく、覚えとけよ?」
ほっそい樹なら楽々な俺。だけど当てつけのように引きずって樹を運んだ。
リビングにはトーストを口に詰めた慎太郎とオレンジジュースを飲ませようと慌てる京本兄。大我兄推しの京本と京本推しの俺たちの論争は、間をとった京本兄でまとまった。この時期限!定!で!
そして何故かふかふかのソファに横になりながら食事をするジェシーと何かを探すこーちがいた。
大「おはよう。あ、コラ!樹おっき!」
また寝ているだろう樹のほっぺをブニュッとつまむ。どんどん押しつぶされて流石に嫌になったのかやっと樹が起きてくれた。
北「ありがと。京本兄。」
高「あった!ジェシー、腰出して。」
ジ「あ〜ありがと!いてててて。」
湿布を丁寧にジェシーの腰に貼っていくこーち。そういえば昨日は大工さんの仕事だった。
高「腕も貼る?」
ジ「全部貼って!」
今日は使い物にならなそうだ。こーちは仕事だと言っていた。
北「歯磨きしに行こ。」
樹「えー、ほくみがいて!」
北「自分でやれ。」
樹「いーやー!」
俺、兄貴出来るかな。
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かえる(プロフ) - 久遠様、恋愛ルート、とても楽しみです。首を長くして待っています。 (2020年12月2日 9時) (レス) id: 16b705ad97 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 久遠様 嬉しいです。自分にとって相手がどんな存在かを反芻し、変化。とても楽しみです。 (2020年10月27日 1時) (レス) id: 16b705ad97 (このIDを非表示/違反報告)
久遠さん(プロフ) - かえるさん» コメントありがとうございます。大人のふたりがどうなるのか全くの未定です!パパとママという立ち位置からではなく、その人としての見方の変化を描く回を作ろうかな?とは考えていますので楽しみにして頂けると幸いです。これからもよろしくお願いいたします! (2020年10月27日 1時) (レス) id: 5b543ff282 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 久遠様、更新を楽しみにしています。大人の二人にいつか進展があるのか、とても楽しみです。 (2020年10月26日 23時) (レス) id: 16b705ad97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:久遠さん | 作成日時:2020年9月15日 1時