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私を一樹くんが座ってたところに座らせて、一樹くんが私の真ん前でしゃがむ。
そして私の手を取った。
一樹「Aちゃんがこんなに俺たちを嫌うのは、寂しいからだよね。
みんなにチヤホヤされて、Aちゃんのお兄ちゃんなのにどんどん優さんが離れて行っちゃう気がするんだよね。
一聖のことが誰よりも怖いのも、Aちゃんにはお兄ちゃんが一聖の言いなりになってるように見えるからだ。
本当はもっとお兄ちゃんに可愛がって欲しいんだよね。」
ずっとお兄ちゃんのために言わないで閉まっていた想いを全部一樹くんが言った。
涙を零す私を一樹くんはそっと抱きしめて、背中をトントンしてくれた。
一樹「大丈夫。お兄ちゃんね、空き時間とかずっとAちゃんのこと喋ってるんだよ。いつでもどこにいてもAちゃんが大好きなお兄ちゃんなんだよ。
俺も形は違ってても愛されてるのかどうかわからなくて、寂しかったことあったんだ。
でもお兄ちゃんはAちゃんと２人で暮らしてくために頑張ってるんだ。
一聖の話も俺さっき聞いたけど全然怖くないよ。
一聖も不器用だから怖いだけで本当は良い奴だから。
じゃなきゃお兄ちゃんも長いこと一緒にやってないよ。
だから聞いてあげて？」
一樹くんが優しくて、分かってくれて嬉しくてまた泣いてしまった。
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真白星凪 - 作者です！12000hit超え.お気に入り58人.評価20票ありがとうございます！！！ (2014年12月21日 22時) (
レス) id: 1773a23623 (このIDを非表示/違反報告)
愛琉 - まゆさん» ありがとうございます！なのでゆっくりになるかとは思いますが更新していこうと思うので、引き続きお楽しみください♪ (2014年9月29日 19時) (レス) id: a5b696b695 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 受験頑張ってください! (2014年9月29日 17時) (レス) id: 74c68744e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛琉 - 神埼龍花さん» るーちゃんっっ！ないよーwでも頑張る！ (2014年8月15日 22時) (レス) id: d8b08eb6fb (このIDを非表示/違反報告)
愛琉 - ゆかさん» ありがとうございます！頑張ります☆ (2014年8月15日 22時) (レス) id: d8b08eb6fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真白星凪 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/bangya/
作成日時：2014年8月10日 23時
