推しに認知、されました。

推しに認知、されました。　Na→ ページ15

Aは徐に立ち上がって何をするかと思ったら店に置いてあるピアノに座った。
「ピアノ、弾けるんだ。」
「うん。ちょっとだけどね。」
「僕はピアノじゃなくてギターなんだよね、」
というと彼女は姿勢を正して細く白い手を鍵盤の上に乗せた。
「何かリクエストある？」
「SEKAI NO OWARIさん」
「そんな気がしてた」
「エデンとか、どう。」
「丁度、昨日完成したんだ。」

彼女の奏でる滑らかで繊細なメロディーなは人を惹きつける何かがあった。
思わず口ずさんでしまったのは仕方がないだろう。

「凄いね。綺麗。ピアノの音で感動したの初めて。」
「うん。そう言ってもらえて、嬉しい。」

僕らが席に戻ったタイミングで店員さんが注文した物を運びに来てくれた。
お客様。珈琲の甘めでございます。
「ありがとうございます。」
「甘いのが好みなの？」
「まあまあ好き。砂糖って美味しい。」
「わかる。至福すぎる。」
「だよね、きん…友達はなかなか理解してくんなくてさ笑」

カランコロン
「おいnakamu！」
「ちょ、きんとき！シャークん！」
「あ、待ってた友人さん？」
「nakamu、遅刻！」
「nakamuがご迷惑をおかけしました。」
「と、とんでもないです。こちらこそすみません。引き留めてしまって、」
「nakamu、行くよ。あ、nakamuとそういう感じ？
　邪魔？」
「あ、えと、」
「あれ、違うんですか？。」
「っあ、えっと、あの。」
「慌てすぎ。笑」


「あ、えと、違います。？」

「なーんだ笑」
「え？あ、や、その…」
「そろそろいかなきゃ、nakamu。」

「また会いたいんだけど、いいかな。」
「これ、俺のLINEだから。」

「来週の金曜日。午前10時に待ってる。」


なんてカッコつけたけど、内心みんなに取られないか焦ってた。
来てくれるかな。いや来ないかな。
とりあえず今は目の前の夢を実現させることに集中した。



初のわてさん視点如何ですかね、
うひょわ。文章て難しい。
他メンバーさんも只今大急ぎで執筆中です。
うひょわ。
年末なうてやばい。書き溜めすみません。

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