Co-dependency

7話 ページ9

翌日




キーンコーンカーンコーン




『もうお昼かぁ…』

誰にも聞こえない声で1人呟きながら、教室のドアの方を確認する。




葛「A〜」




と、いつものように葛葉の姿。



って、あの隣に居る人は……








お弁当を持って廊下に向かう。



『こんにちは』

「昨日ぶりだね〜」


葛葉の隣に居たのは叶くん。

叶くんは私のこと"仲良い"って思ってくれたのかなぁ



葛「今日叶もいい？」

『もちろん』

叶「ありがとね〜」


ニコニコ笑顔が眩しいなぁ


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屋上にてお弁当time




叶「いただきま〜す｣

『いただきます』




…なんか話題出さないとかな







『叶くんってお弁当誰が作ってるの？』

叶「ん、僕が作ってるよ〜 1人暮しだからね｣

『すご…』



一人暮らしなんだ…ご両親はどうしたんだろう？

なにか悪いこと言わせちゃったかな…。



叶「Aちゃんは？」

『…ん？』

叶「自分で作ってるの？それとも葛葉？…って言っても葛葉は料理出来ないか〜…w」

葛「やかましい」

『あぁ、うん、私が作ってるよ』

叶「Aちゃんも凄いじゃん」

『いや、男の子が自分でお弁当作るのって凄いと思ったから…』

叶「そうなのかな？ありがと｣



なんだか礼儀正しいなぁ…


なんて思っていると



叶「まぁたまにしか作らないんだけどね〜」

と付け足す叶くん。


『普段は購買？』

叶「うん、毎日早起きするのも大変だし」

『そっか』





すごく喋りやすいなぁ、叶くん。


なんて考えてお喋りして、昼休みは終わりました。

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