師匠!?その人刑事ですよ!?《ドロ刑》

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皇子山:っつうことで 俺もういいかな?

斑目:えっ？

皇子山:こんなん俺がやる仕事じゃねえんだわ じゃあ。

斑目:え ちょっと先輩！？

皇子山:あぁ 言っとくけど うちの班みんなこうだから。

斑目:えっ まじ？


A:あ、あの人！
えーと…斑目さん?

斑目:…んえ！？僕！？

A:…!!!!…すいません…驚かせてしまって…

斑目:いやいやいや…あ、えーと…


(斑目の心の声)
斑目:えーと……この子なんて名前だっけ…たしか…は、はく……あ

斑目:白ちゃん！

A:白ちゃん！？…って、私のことですか…？

斑目:え、えーと、そう読んで、いいかな？…なんて…

A:は、白ちゃん… ///
そ、そうだ！！
これ…ハンカチ、この前ぶつかってしまったときに、ポッケに入っちゃったみたいで…

(Aの心の声)
A:ホントは癖で盗っちゃったんだけど…


斑目:え！？……ほんとだ。ない。
全然気づかなかったよ〜。もしかして君

泥棒?


A:……え…

斑目:なーんてね！冗談だよ冗談！ごめんね？

A:いや…だいじょぶです…

斑目:わざわざありがとね！
あと、敬語じゃなくてもいいよ？

A:え？！そ、そんな…
………師匠から年上には敬語って教わってるし(ﾎﾞｿｯ)

斑目:え？なんて？

A:な、なんでもないです…！
け、けど、いきなりそんな、…いいんですか？

斑目:いいよいいよ！だってもうこんなに話したじゃん!
それに、下手に緊張して敬語になられても、困るよ〜！

A:…わかりま……った。

斑目:フフフッ〜。あと、俺のことは｢斑目くん｣でいいよ！

A:お、おっけーおっけー。わかった。
…あ、それ…

黒蛇?

斑目:そーだよー！なんか俺だけが先輩から突き放されて、ひとりで探せって！ひどくない?…って、なんでこの人の名前知ってるの?

A:そ、そそ、それは！……お、お母さん達が！最近そういう名前の人がいるから気をつけなさい…みたいなことを言ってたから!!!

斑目:へー、そっか〜。

A:た、たいへんだね。刑事さんの仕事｡

斑目:そーなんだよ…

ハァ…。 見つかるわけないって。
帰ろっかなぁ 俺も｡

A:え、途中で帰っちゃっていいの？？

斑目:うーん。わかんない。

いた！

A:いたってなにが……

ってうわあああああわ！！！


斑目:って ケムさん。

煙鴉:｢って ケムさん｡｣じゃないよ お前。
ほら。
あ、白鳥。ここにいたのか。


A:え、えええ、師匠！！！

師匠！？その人刑事ですよ！？

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