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『ねぇ、クリスマスの間そっちで寝てもいい？』
「いいけど、」
「なんで？」
『だってうちの寮女子私しか残らないんだもん』
周りから声が聞こえたりしないからあの広い部屋に１人はなかなかきついのですよ
『メリークリスマス！』
「おい見ろよ。ハリーもウィズリー家のセーターを持ってるぜ」
本当だ！
「でもハリーの方が上等だな」
『しょうがない。ママは身内じゃないとますます力が入るから』
フレッドたちが着るのを渋ってるロンに無理矢理着せてる
「！イニシャルがついてないな」
フレッド、ジョージは大きく、私のには胸のところに小さくそれぞれのイニシャルが入ってたのに
「ママはお前なら自分の名前を忘れないと思ったんだろう」
『でも私たちだってバカじゃない。＿自分の名前ぐらい覚えてるよ。ねぇ、グレッドとフォージ』
２人が当たり前だというようにうなずくからハリーは混乱してたけどロンにはまたこいつらは、みたいな顔された
「この騒ぎはなんだい？」
『あ、パース』
メリークリスマス、って言ったら小さい声だけど一応メリークリスマスって返ってきた
「監督生のＰ！パーシー着ろよ。僕たちも着てるし、ハリーのもあるんだ」
「やめろ…いやだ…着たくない」
２人が眼鏡がずれるのも構わず無理矢理着せてがっしりと両腕を押さえてる
「いいかい、君はいつも監督生たちと一緒のテーブルにつくんだろうけど」
「今日はダメだぞ」
『だってクリスマスは家族が一緒になって祝うものでしょ』
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作者名：ノウ | 作成日時：2023年8月9日 21時
