カップルコンビ (ページ47)

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「アイドルフェス楽しかったね」

せいや「楽しかったー」

「もうこんなに遅くなっちゃったけど」

せいや「Aに色んなプレゼントももらえたし、俺は満足」

なんやかんやAには1日の中でたくさんプレゼントしてもらってかなり充実した1日だった

仕事が終わって家に着く頃には夜遅くて誕生日もあと少しで終わる

「もう帰っちゃうから、最後のプレゼントかな」

せいや「えーどうしよ、もう沢山もらってるのに」

「なんでもいいよ？」

せいや「よし、決めた」

「なに？」

せいや「外じゃあれだから...ちょっとだけ俺ん家来てくれる？」

・

いつも通りにエレベーターに乗り会話もなく歩き出す

俺の部屋につき玄関の扉がしまった途端に後ろをついてきたAを抱き寄せた

「...どうしたの？」

せいや「...最後のプレゼント」

「...そっか」

Aは俺の背中に手を回してくれて優しくさすってくれた

せいや「もうちょっとだけ」

「ん、思う存分どうぞ」

めいっぱい抱きしめてAの温もりと鼻をかすめる温かい香りを感じて

口に出せない自分の気持ちを伝えるかのように力を入れた

それに応えるように俺の服をぎゅっと握るA

なんとなく感じる徐々に上がっていくAの体温

俺の鼓動も同じように上がっていって

いっそ伝えてしまおうか

そう思ってしまう瞬間だった

・

せいや「ねぇ、ほんとに最後のお願いなんだけど」

だいぶ長く抱擁した後俺は勢いのまま話し始める

せいや「あと数時間だけど一緒にいて...」

「私でいいの？」

せいや「Aがいい」

「ん、わかった」

せいや「わがままごめん」

「わがまま言えるのが主役でしょ？」

せいや「ありがと」

欲張りすぎた、と思ったけど受け入れてくれたAは寝る寸前までおめでとうって言ってくれて

Aを腕の中で感じながら眠りについた

幸せすぎる誕生日

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あけましておめでとうございます！

今年もよろしくお願いいたします！

だいぶタイミングのズレた更新になってしまい申し訳ございません！

この後、クリスマス、年末年始のお話を書く予定です！

年内に更新すると言っていたお話、出せずにすみませんでした...！

職業柄、年末年始関係なくお仕事してるので時間がとれず...

リクエストもお待ちしています！