塩と砂糖の見分け方。 (ページ13)

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＃奈々子

佐野「ゲームしていい？」

奈々子「いいよ。」

よく、隼と対戦するゲーム。

私はキッチンからみんなの様子を楽しんで、野菜をカット中。

小森「奈々子、手伝うよ。」

奈々子「いいの？」

小森「大したことは出来ないけど(笑)」

奈々子「ありがとう。」

料理は得意じゃないはずなのに、私が一人でやっているのを見つけて、手伝いに来てくれた。

小森「勢いでみんなのこと呼んじゃったけど、ヤバかった？(笑)」

奈々子「今更？(笑)それに、こういうのも楽しいね。」

小森「よかった。」

隼と話していたら、いつの間にか隣には玲於くんの姿。

佐野「俺も手伝う。」

奈々子「え？」

リビングを見ると、玲於くんに代わってゲームに熱中しているメンディーさんと涼太くんの姿。

佐野「切りたくなった。」

小森「何それ(笑)」

奈々子「怖いんだけど(笑)」

佐野「うっさい！」

なんて言いながらも包丁を握りしめて、手伝う気満々の玲於くん。

ピンポーン

奈々子「あ、帰って来たかな。」

小森「開けちゃうよ。」

隼に玄関を任せて鉄板の用意。

数原「亜嵐くん嫌やわ。」

奈々子「何かあった！？」

中務「ふざけすぎてファンの子にバレて愛想振りまいて尾行されましたわ。」

片寄「え、それ大丈夫かよ(笑)」

白濱「逃げまくったから大丈夫！ちょっと疲れたけど。」

数原「あんたのせいやろ！」

うん、楽しそうで何より。