9 ページ10
みんな似てるって言うけどそんなに？
朝食の片付けも終わって何しようかと悩んでいると天井から緑の何かが落ちてきた。
zm「A！遊ぼうや！」
『なんだゾムか〜びっくりした。良いよ丁度暇だったからそれで何して遊ぶの？』
するとゾムは眩しい程の笑顔になったかと思うと僕の手を引きながら走った。
zm「城の外に森があるからそこでコネシマや鬱先生達と鬼ごっこしよ！」
鬼ごっこかぁ。いつ振りだろ？でも大人が鬼ごっこって面白いのかな？それともみんなの鬼ごっこって物が違うのかな？
kn「お〜いゾム〜ってAやん！一緒に鬼ごっこするん？」
『うん。丁度暇だったからね。』
着いた場所には元気に手を振ってるコネシマやシャオロン、タバコを吸ってる鬱先生にショッピ君が居た。
shp「でもAさんって鬼ごっこ着いて来れますか？」
へ？着いていけるかってどう言う事？普通に鬼ごっこだよね？
不安になってるとシャオロンが「まぁAなら大丈夫やろ」と言った後、ゾムが意気揚々と説明をしてくれた。
zm「ルールは鬼にタッチされたら交代。範囲は森の中限定。簡単やろ？それと、一番最初にタッチされた奴は夕食楽しみにしといてや」
ゾムが一言付け加えた瞬間、みんなの緊張感が上がった。さっきまで笑ってたコネシマも急に黙り込んで深刻そうな顔になった。
良かった、普通の鬼ごっこだ。でもどうしてこんなに緊張してるんだろ？
zm「最初の鬼はくじを引いて当たった奴な。じゃ、スタート」
ゾムが開始の合図をした瞬間みんなが一斉に木の上を飛びながら逃げ始めた。
これ鬼ごっこだよね？鬼ごっこってこんなにアグレッシブだっけ？
そう思ったもののゾムに「行かんでええんか？」と言われて彼等にならい木の上を飛んで逃げた。
う〜ん…迷った。やっぱりこんなに大きな森だったら適当に進んだらこうなるよね…
一度来た木を戻ろうかと悩んでいると、鳥が急に鳴きながら逃げたかと思うとコネシマの悲鳴が聞こえた。
ut「あ〜シッマお疲れ様…」
『鬱先生！良かった、僕迷子になっちゃって』
ut「マジか、大変やな。こっち来るか？」
そう言うと鬱先生は隣の枝を指差してくれたのでそこに飛び移る。
『ありがとう助かった〜これで漸く鬼から替われる』
そして鬱先生の肩をタッチする。
ut「え。A、まさか…」
『ごめんね、僕が鬼だったんだ。コネシマは…多分事故だと思う。じゃあね！』
ut「・・・マジか…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 360人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
