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嗚呼、駄目だよ。君が悲しむ事は無いのに…馬鹿、何で言い過ぎちゃうんだ。
失敗してしまった事に後悔しながらも笑顔を見せて元気に言う。
『ううん、もう良いんだよ。そうだ！トントンキッチン貸してくれる？後裁縫道具も！』
突然話が変わった事に驚いたのかトントンは不意を突かれた様に変な顔をすると少し考えて言った。
tn「ええけど、今当番のひとらんが夕食の用意しとるから手伝ってくれるか？裁縫道具はその間に部屋に置いとくわ」
『ありがとう！じゃキッチン行ってくるね』
tn「なんか嵐みたいやな…ま、流石兄弟そこは似てるって事やろか」
zm「コレめっちゃ美味い！」
食堂に満面の笑みを浮かフォークに刺した物を見ながら喜ぶゾムの声が響く。すると一瞬でその皿は空っぽになったから手を差し伸べて言う。
『気に入ってくれた？おかわりはまだ有るからね』
すると直ぐにみんなが「おかわり！」と言い出したので戸惑いながらも注いであげる。
kn「めっちゃ美味しいわ、ええな料理が出来るって俺も今度作ろっかな」
ut「シッマ、それは止めとけ。アレは洒落にならん…」
sn「有ったね〜そんな事、大変だったよね」
みんなが沢山の事を話してワイワイしてるのを見て他の人と一緒にご飯を食べるのはいつぶりかと懐かしく思ってるとグルッペンが得意気に言った。
gr「当たり前だゾ！何てたって俺の兄さんだからな！」
ht「本当、ずっとご飯作る時手伝って欲しいよ」
kn「ひとらんがそう言うってどんだけなん？」
ht「話してたらいつの間にかおかず一つ作ってるぐらい」
ひとらんがそう言うとトントンや鬱先生、コネシマ達の視線が僕の方へ向いた。
突然の事で思わず肩を上げて驚いてると僕の手をとって勢いよく振った。
［A！Aはここの救世主や！ようやくまともに料理が出来る奴が来た！］
『へ？救世主？』
tn「今までどれ程苦労したか、コネシマとシャオロンが作ればゲテモノに」
ut「ゾムが作れば食害パーティ」
kn「まともで美味いモン作るのはトントンとひとらんだけ」
sya「ようやく料理のレパートリーが増える！って事や」
どうやらここは食事事情でかなり問題があるらしい。何だか可哀想になったのでご飯当番を週3で受ける様にした。
大丈夫かなここ、料理壊滅的だけど…
『あ、デザートにシュトロイゼルクーヘンいる人』
全「はい！」
お父様、お母様お元気ですか？僕は今、弟と弟みたいな仲間が増えて幸せです。
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月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
