45 rbr said ページ46
「ファルケン帝国第一王子はどこだ」
rbr「っ、知らん。その第一王子どころかファルケン自体聞いた事が無いわ」
コイツかなりの手練れや。動きが今までの中でも全然違う。それに…ファルケンやと？一体どこの国や…帝国と言う程やったらデータベースにある筈やのに…
なるべくバレない様にポケットに入れている予備のトランシーバーを起動させる。一瞬グルッペンに繋がったが直ぐにバレて腕を掴まれ首筋に紅い筋が引かれていく。
「変な真似はするな。話を変える、Aと言う人物はどこにいる」
兄ちゃん⁉なんで急に兄ちゃんの事を聞いとんのやコイツ。と言うか不味い…よりにもよって今日は図書室に篭っとるから兄ちゃんは単独状態や…
グルッペンが異変に気付くまで時間を稼ごうとすると通信がはいりスピーカーにするよう促される。
《ロボロ〜、僕今キッチンに居るんだけど、今日はロボロのリクエストの日だよ。何が食べたい？》
「適当に返事をしろ。バラしたら命は無いからな」
くっそ、兄ちゃん…タイミングが最悪や。居場所も言ってしもうたし…
rbr「あっと…兄ちゃんの料理やったらなんでもええよ！」
《ありがと。今日も頑張って作るね》
そこで通信が切れた。
すると観光客の男がどこかと通信を始めた。
「俺だ、どうやらアイツはキッチンに居るようだ。作戦通り頼むぞ」
その時に開いた一瞬の隙を見て男から距離を取り机の下に隠しているガバメントM1911を掴もうとするとナイフが腕をかする。
rbr「痛っ、あと少しやったのに」
「言っただろ変な真似はするなとな。本当は無力化させる予定だったが、少し痛い目に遭ってもらうか」
どうしたらええ？銃を撃つか？いやこの腕じゃ機械に当たるがオチや。大声出したってここは地下、防音も完璧ときとる。
必死に打開策を考えてるとドアが大きく開き銃声が響く。そこにはお気に入りと言っていたワルサーP38を持ったグルッペン。
gr「ロボロ！大丈夫だったか⁉所でコイツは…」
1発で心臓を撃ち抜かれた男は真っ赤な水溜を作ってその場に崩れ落ちていた。本当は情報を聞き出したかったが悠長にしている暇は無い。
rbr「分からん。凄い手練れと言う事と兄ちゃんを狙っている事だけは分かっとる」
gr「兄さんは今どこに！恐らくそいつはズローバの奴等だ！」
rbr「なんやと？兄ちゃんはキッチンや。もう一人の方がそっちに向かっとるから、急がんと！」
gr「その前に、お前はぺ神の所に行け。俺がどうにかする」
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月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
