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にしても眼帯かぁ。眼帯って小さい頃海軍省の大臣が着けてて怖くて泣いた記憶があるんだけどなぁ
『くられ先生、眼帯って逆に泣かれない？』
kr「まぁ、人によっちゃあ怖がられるけどA君なら大丈夫でしょ。顔も悪く無いし性格も穏やかだからね」
そうやって軽くはぐらかされると、自然に眼帯の付け方を教わるステップに進んでいた。
kr「眼帯って貼るタイプとかゴム紐のタイプとか有るけど、僕的には長く使うなら紐のタイプが一番良いと思うんだよね」
言葉で一通り教えてもらうとくられ先生は慣れた手付きで僕に眼帯を付けてくれて、うっすらと光を感じていた左目が完全に真っ暗になった。
わぁ眼帯ってつけたらこんな感じなんだ。なんだかずっと目に手を当てられてる見たい。
kr「なかなか似合ってるんじゃないかい？」
『うん、ありがとくられ先生。所で今何時？』
kr「今はね〜13時36分だよ」
くられ先生の言葉が信じられなくて壁掛けの時計を見てみるけど、無慈悲にも時計も同じ時間を刻んていた。
『嘘でしょ⁉もう昼過ぎてるじゃん！ごめんねひとらん…』
kr「大丈夫。昼食は僕が適当に作っておいたから気にしなくて良いよ。でもまぁゾム君達のマシンガン並の質問には骨が折れたけどね」
『本当にありがとう。今度お菓子作ってお礼するね。僕はひとらんに謝りに行かないと』
kr「僕も鬱君に用があるしここで失礼するね」
くられ先生の言葉を背中で聞きながら、急いで広間の方へ走って行った。
元々見えてないからそこまで違和感が無いけど、走っても風を感じないのは新鮮。ってひとらんの部屋はどこだっけ？
gr「兄さん！くられ先生に倒れたと聞きましたが！ってその眼帯は一体？」
tn「なんやグルッペン、そんなに驚いてってホンマやぁ！なんかAがイメチェンしとる！」
em「お二人共どうしましたか？えっ！Aさん随分と方向性を変えましたね…」
『えっと、別に方向性を変えた訳じゃ無いよ！これはくられ先生から貰って』
3人、特にグルッペンとトントンが大きな声を出して驚いた事で声が広間に大きく響き渡って他のみんなも次から次へと現れた。
zm「兄さん目ぇ覚めたんか！眼帯似合っとるぞ」
sn「おお、これでだいぶ見分けがつく様になったね」
kn sya「兄貴！似合ってますよ！」
そんな感じでみんなに褒められれて恥ずかしくなって苦笑いをする。
余談だけど次の日から何故か眼帯の紐を結ぶ当番が出来上がっていてとても驚いた。
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月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
