32 shp said ページ33
shp「Aさん、起きて下さい。部屋に移動しますよ」
『しょっぴくん〜ワイン飲む〜？』
あ、駄目だこれ。完全に泥酔してる。もはや歩けても無いし。はぁこんな事になるならコネシマさん達と逃げとくんだった…
けどトントンさんに頼まれたし、何よりこれ以上飲ませたら絶対にいけないと思い仕方なくAさんを背負って部屋に向かう。
にしても、初めて背負ったけどAさん軽すぎっしょ。まぁ食害も受けてないしグルッペンさんと同じで少食ってのもあるんやろうけど、一体どうやったらあんな力が出るん。
shp「ほら着きましたよ。風呂は…まぁもう良いんで寝て下さい」
取り敢えずAさんをベッドに乗せて布団もかけてあげるとAさんは『う〜んわかったぁ』と危うげな滑舌で返事をすると直ぐに寝息を立て始めた。
どうにか出来たから自分ももう寝よ。と言うか何故試飲してたらこんな事に…まぁ明日には元に戻ると思いたいんやけど…
そう思いながらもAさんのベッドの近くにあった椅子に座り込む。ふと机の上を見てみるとゆっぐるや、ゆっぐるエミさんver.の他木が頭に生えている犬とか色々置いてあった。
なんか増えてる…ゆっぐる二種類はまだしも何だアレ？何処となくコネシマさんを連想させるけど一体何の為に
少し、いやかなり気になってそのぬいぐるみに手を伸ばすと
『しょっぴくんはすごいねぇ。休みのひもじゅうのれんしゅうするのはえらいよぉ』
と声が聞こえた。
え、これ寝言？
『わぎゃっゆっぐるがいっぱいきたぁ』
あ、うん寝言だ。でも俺が銃の練習してるのって鬱先生でも知らないのに。
shp「兄さんも俺達の事沢山見てるのは凄いっすよ。でもお酒は程々にして下さいよ」
そう言って自分も酔っているのか、普段ならAさんがしてるけど偶にはと変な考えが浮かびAさんの頭を撫でた。
その後、部屋から出た後の記憶は朧げで一本道で自分の部屋に戻った筈けど遠く離れた食堂に居るトントンさん達の
tn「シャオロン、お前ビニール袋被って歌うな！」
とか
gr「ぼ〜うぎゃくの〜くも、ひかりをお〜い！」
とか怒号だのワルシャワ労働歌だの色々聞こえてきた。
ちなみに、あの時その場のノリで兄さんって言ってしまっただけなのに、次の日の朝みんなの前でAさんの事を「兄さん」と呼んでコネシマさんに笑われた。
あのクソ先輩、いつか絶対殺す。
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月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
