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gr「はぁ〜漸く休みが出来たゾ…」
『グルッペン、お疲れ様。まぁ僕もトントンに思いっきり絞られたけどね…』
em「二人共お疲れ様です」
3人で話しているここはエーミールの部屋。
今日はお茶会の日。本当はオスマンも一緒だったけど彼は急遽他の国に外交に行かないといけなくなってトントンと一緒に泣く泣くそっちへ…
『本当はマンちゃんもいる筈だったんだけどね』
gr「仕方ないですよ兄さん。アイツはあれが仕事ですから」
em「そうですよ。ですから彼の分まで楽しみましょ!お菓子だって別に取ってあるんですから」
そう言われて角砂糖を3つカップに入れながらテーブルの上を見る。
そこにはエーミールの作った紅茶の茶葉入りクッキーやグルッペンが用意してくれた高級紅茶、僕が用意したブリオッシュ・デ・ロア。
そうだよね。楽しまないとずっと根に持つのもオスマンにも悪いよね。
『よし!だったらみんなでチェスしようよ!』
em「チェスって一対一では…まぁ良いですけど」
するとバルコニーの方から物音がしたけど鳥かな?と思ってその時は気にしなかった。
─os said─
「どうですか?オスマン殿。我が国自慢のお菓子は」
はぁコイツつっかえ。いつまで関係無い事話すん。それにお菓子やってAの奴んが美味しいし、トントンも部屋の外で待っとくのは暇やろうし…
os「ええ、初めて頂きましたがとても美味しいですね。是非持って帰りたい程です」
思ってもいない事をなるべく表情豊かに、愛想が良い様に言ってもう一つ口に入れて紅茶を流し込む。
いくらお菓子が不味い国でも紅茶だけはまともやから、これが不思議で堪らんわ…でも早くお茶会に行きたいめぅ。こんな国の外交とか断っとけば良かったわ。
すると向かい側のドアからボディガードとは違う黒いスーツを着た男が目の前の胡散臭い男に話しかけた。
os「では話はこれまでの様ですし私達は此処で失礼させて頂きますね」
「嗚呼そうだ、貴殿の国に新しい幹部がいらっしゃいますよね?」
そう言われて一瞬手が力んだが平常を装う。
コイツなんでその情報を…グルッペンに言われてAの名前は一切口外しとらんのに。
os「ええ、そうですが。引き込もう等と考えて居ませんよね?」
「ははは、真逆そんな事考えてませんよ。しかしこれだけは伝えておいて下さい。
Komm zurück zum Vogelkäfig.と」
(ドイツ語の処はガバッガバのGoogle先生翻訳なので期待しないで下さいby月歩
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月歩 - くずをさん» はい!zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます!今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします! (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー! (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん?神ですか?更新待ってます!頑張ってください! (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月歩 | 作成日時:2020年1月7日 21時