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『ふぅ、やっと終わった』
いつもの紅茶では無く今日はカフェインたっぷりのコーヒーを飲んで呟く。
今日は書類の提出日。本当は駄目なんだけどトントンには内緒でグルッペンの分の書類を代行して丁度終わらせた。
だってグルッペンが困ってたからしょうがないよね。でも書類の所為で当分動いてないから体がバッキバキだよ。
そう思いながら時計を見るとかなり時間が余っていたし、コーヒーのお陰で眠たく無かったので久々に訓練場に向かった。
訓練場ではコネシマとシャオロンが一対一で訓練と言うより遊んでいた。
『随分良い勝負だね。二人共』
kn「おお、A。最近あまりこっちに来んかったから暇やったんやぞ！」
sya「おいおいコネシマ、余所見する余裕が有るんですかねぇ？」
『二人共元気だね。処で、書類は終わったの？今日が期限日だよ？』
すると、さっきまで言い争いながら遊んでいたコネシマとシャオロンが動きを止めて顔を青ざめさせた。
kn「おいシャオロン、お前知ってたか？」
sya「知ってると思うか？それより今回も遅れたらトントンが…」
そんな事を本当は僕に気づかれない様に話しているんだろうけど、結構丸聞こえで話していると二人がこっちを向いた。
余程切羽詰まっているのか二人の視線は凄く真面目で、僕に書類の手助けをして欲しいって言うのかな？と思っていると
kn sya「A、二対一で勝負や！俺等が勝ったら代わりに書類やって貰うからな！」
と言い出した。
二対一かぁ。と言うか僕にメリットは有るの？まぁ動く為にここに来たからいっか。
『良いよ。でも怪我したら駄目だよ？』
kn「ふーん、二人やったらAに勝てるぜ！」
sya「シッマ、俺達のコンビネーション見せてやろうぜ」
結果、序盤は僕が押されていたものの二人が言い争いを始めた事で隙が出来て僕の勝ちとなった。
『全く…二人共タイミングは合ってるんだから言い争いはしたら駄目だよ。特にシャオロンは煽らない、コネシマは反応しない。分かった？』
sya「さっすがAやわ。俺等にアドバイスする余裕があるってやっぱ兄貴やな」
kn「兄貴！今度は絶対負けんからな！」
『だから兄貴って呼ぶのは…もう好きに呼んで…それとやっぱり書類はやっといてあげる』
目を輝かせてこっちを見る二人に駄目だと言えなくて仕方なく許可すると兄貴コールが始まってやっぱり恥ずかしかった。
因みにトントンに僕が書類をやったのがバレて怒られたのは別のお話。
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月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
