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kn「A！待てや！」
『待ったら捕まっちゃうでしょ？悪いけど僕負ける気は無いから』
kn「ああ〜クッソ、どんだけ早いん」
今日もゾムに誘われて鬼ごっこ。
最初は木の上を飛び回るのに慣れなかったけど、今ではゾム以外には追いつかれない程。だけどこの鬼ごっこはいつもと違った。
zm「チッス！兄さん見つけたぜ！」
『あ〜ゾム、その位置はズルいって』
そう今回は増え鬼で現在僕以外全員鬼。
ちょっと鬼を増やしたら面白そうって言ったけど急に増え鬼って。それに最初の鬼がゾムって僕しか生き残らない確定だったよね？
なんて心の中で嘆いていると足を滑らせて4mある木から落っこちた。
『え？』
zm「兄さん！大丈夫か？」
『大、丈夫…これぐらい…何とも無いよ。だからそんな顔しないで？』
着地に失敗して脚がかなり痛いけど動揺しているゾムを落ち着かせる為に笑顔で応える。
いやぁ不注意だったなぁ。まさか木の上から落ちるとは…
kn「お前等ー‼鬼ごっこは一時休戦やー‼こっち来ーい‼」
sya「なんやコネシマ。急にインカム使ってってA！大丈夫か？」
『問題無いよ。僕は自分で医務室行ってくるからみんなは鬼ごっこ続けてて』
どうにか歩こうとするけど脚に更に激痛が走って横に倒れかける。がゾムが抱えてくれた。
zm「兄さん、無理しなくて良いんやぞ？コネシマ、俺は兄さんを医務室に連れて行くからグルッペンに報告頼んだわ」
そう言うとゾムは僕を抱えているとは思えない程のスピードで走り出した。
無理しなくて良いってそれ、逆に言われる立場になるとは…
zm「ぺ神、急患や！早よ診たって！」
sn「はぁ、ゾム。医務室では静かにってA、酷い怪我だよ！大丈夫？」
『あはは…大丈夫って言いたいけどそろそろゾムに怒られそう』
するとぺ神は慌てて、でも慣れた手つきで僕をベッドに移動させると脚を固定して氷袋を渡してくれた。
sn「全く、その様子だと鬼ごっこ中の怪我でしょ？大方木から落ちての骨折。うん、絶対安静だね。暫くはここに居て貰うよ」
うわぁ骨折か…そりゃ歩けないよね。でもどうしよう、絶対グルッペンがいや、みんなが心配するよ
案の定ゾムが僕の手を掴んで離してくれなくて困ってると、ぺ神がどうにかゾムを帰させた。
sn「何をしたらあんなにゾムが懐くんだろうね」
『ありがとねぺ神。懐くってゾムは心配してくれてるだけだよ。そうだ、ご飯当番どうしよう…』
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月歩 - くずをさん» はい！zmのパーカーはどうしても兄弟達と関係を持たせたかったので登場させちゃいましたw (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
月歩 - たうさん» コメントありがとうございます！今後も進行速度は亀ですが頑張るので応援お願いします！ (2020年1月11日 22時) (レス) id: 55b2340671 (このIDを非表示/違反報告)
くずを - 近づいたら爆破って…クリーパーじゃないですかやだー！ (2020年1月11日 19時) (レス) id: f3d3ee67c0 (このIDを非表示/違反報告)
たう - ん？神ですか？更新待ってます！頑張ってください！ (2020年1月11日 18時) (レス) id: ada02683d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月歩 | 作成日時：2020年1月7日 21時
