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無愛想。85 ページ41

晋助に連れられ着いた先はおそらく晋助の部屋。




晋助は窓枠に腰をかけ、私は少し離れたところに座る。





「松陽であって松陽でない奴ってどういう意味?」





晋助はキセルを蒸す。
臭いったらありゃしない。




まぁ幸いなことに窓辺で吸ってくれてるからダイレクトには来ないけど。





高杉「天導衆って知ってるか?」





確かそんな組織あったような気がする。




前に武闘館に手を出して近藤さんが死にかけてたような気がしなくもない。





高杉「天導衆のトップには虚って言う名前がある。
それは代々受け継がれているものだと思われてたんだ。」





私は大人しく晋助の話を聞く。





高杉「だが、異変は虚が焼かれた時に起こった。
あいつは火の中で蘇ったんだ」





つまり、





「不老不死、?」



高杉「その通りだ。
ここまで言えば頭のキレるお前ならわかるよな?」





この話の流れから私が考えられた答えは一つだけだ。




でもそれはあまりに非現実的で、
肯定されれば信じがたいものだ。





「先生は、不老不死、虚ってこと、、?」





フッと軽く笑い声が聞こえる。





高杉「さすがだなァ。」



「でもどうして不老不死なんか、、」



高杉「不老不死を求めた人間どもがある星にアルタナを求めに行ったんだ。その時その星の強大なアルタナが暴走し、星は壊滅。しかしそこで生き残ったのはアルタナを取り込んだ血の流れる虚。つまり松陽だったんだ。」





そこで私は疑問を持った。




私は先生を救うためにここに来た。





「私たちは先生をなにから救えばいいの、?」





聞いた限りでは先生がなにに苦しんでなにを乞うているのかがわからない。





高杉「実際に会ってみればわかるさ。
近いうちに会えるだろ。まぁ、例え虚が現れたとしても命とられる覚悟はしておいた方がいい」





その時はまだ、私は虚が何かを理解できなかった。

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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 元攘夷志士   
作品ジャンル:アニメ
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作者 - ぱーむくーへんさん» 素敵なコメントありがとうございます!そう思ってくださるぱーむくーへんさんが作者はしゅきです^ - ^ (2020年10月4日 1時) (レス) id: 4e64e86f01 (このIDを非表示/違反報告)
ぱーむくーへん - え、しゅき (2020年10月1日 13時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 背後霊(なりかけ)さん» ありがとうございます、!!ご期待に応えられるよう頑張ります!! (2020年9月15日 17時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)
背後霊(なりかけ)(プロフ) - 作者さん» いえいえ。これからも頑張って下さいね。このお話好きなので! (2020年9月14日 0時) (レス) id: c6a274d481 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ご指摘ありがとうございます!不快な思いをさせてしまったなら本当に申し訳ありません。ご指摘いただいた箇所は訂正させていただきました。今後も作品を見てくださると嬉しい限りです。今回のご指摘、本当にありがとうございました! (2020年9月13日 0時) (レス) id: cdaa4bb7d3 (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2020年8月28日 23時

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