無愛想な。【沖田総悟】 (ページ3)

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無愛想。1 ページ3

屯所に着くや否や、直ぐに懲罰房に入れられる。

懲罰房はイメージとはだいぶ違った。

私のイメージでは、薄いけど敷布団があって、トイレもついてて、小さい机が隅にある感じのをイメージしていた。
だけど実際は、布団すらなく、トイレもない。もちろん机なんて可愛いものもない。

つまり何もないのだ。

せめてトイレだけでもつけてくれたってよくない？
これじゃあ本物の犯罪者じゃん。
重罪犯した見たいじゃん。

いや、幕府的に回した時点で重大な罪か。

　

「あー退屈」

ぼそっと呟くけど退屈を凌げるものなど何もない。

1人何にもない部屋でできることなんて、歌歌ったり、筋トレしたり、早口言葉言ってみたりしかできないじゃん。

あれ、意外とあるな。

そんなどうでもいいことを考えていると、タバコ臭い人が来る。

土方「お前が坂田Aか」

なんかこの人ストレスめちゃくちゃ溜めてそうと思ったのが第二印象。

第一は勿論タバコ臭い。

第三？強いて言うならV字の前髪。
あれは完全にV字型にハゲるよ、お気の毒に。

土方「話に聞いていたのとは随分違げェ奴が来たもんだ。」

「そりゃすいませんね」

要するに期待外れだった的な？なんか失礼じゃね？