What will happen... 【 2 】 (ページ3)

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ゆ「ねぇ、A。来年のツアー、また一緒に行こうよ」

歌が終わって静まった部屋に

少し低めの大人っぽい声

ツアーか......

「......今回は、やめとこうかな」

ゆ「え？なんで」

「私は、行かない方がいい、かも？」

少し笑いながら言った

ゆ「行かない方がいいARMYなんていないでしょ。......なに、あんた韓国でなんかあった？」

マイクを置いて私のことを真っ直ぐに見つめる

「...っ、ゆなっ......」

私は今までの一連のことを打ち明けた

ゆ「もう、本当に、真面目すぎるんだよAは」

「......違うもん」

ゆ「何が違うの。......それなら尚更行かないとでしょ」

「いや、だめだって」

私が頑なに拒否すると

深いため息をついたゆな

ゆ「A、あんた、なに考えてるのか大体分かるけど。......自分の気持ち、大切にしなよ」

「っ......」

"自分の気持ち大事にしてよ？"

あの時ホソクさんが私に言ってくれた事と重なって

ストッパーが外れたように

涙が溢れてきた

ゆ「あーあー。メイクぐちゃぐちゃなっちゃうよー」

「っ、だってぇ」

笑いながら私の背中を優しく撫でてくれる

「ゆな大好き～サランヘ～」

ゆ「なに、気持ち悪い」

「あー、せっかく私が愛情表現してるのに」

その後、家に帰って鏡を見ると、化け物のような私が映っていたのは言うまでもない