【YG】愛を持って永遠に支え合うことを誓います

22.みんなからの祝福 ページ22

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「ユンギ、Aちゃんおめでとー！！」

「えっ？！」



はめられた指輪が本当に綺麗で、それがわたしの薬指で輝いていて、同じようにユンギの薬指にもあるっていう事実が嬉しくてまた涙が溢れていたら、そんな声が響いて驚いてしまう。



「そ、そくじんさん……？」

「いやーユンギや！良いプロポーズだったよ。ヒョンも感動して涙出てきた」

「え……ええ？どういうこと？」

「あれ、気付いてなかった？さっきユンギの指輪届けたの僕だよ」

「うそ！聞き覚えのある声だと思ってたけど……」

「俺もいるよーん！ヒョン、ヌナ！結婚おめでとうございまーす！」

「わあ！ほっくん！！」

「やっほーヌナ！酷いんだから、俺に全然結婚の報告してくれなくて」

「あ……ごめん、ユンギがしてたからいいかと思って」



ソクジンさんに続いて現れたのはほっくんで、同じように店員さんの服を着ていた。聞けば料理を偶に運んでいたみたいで、それも全く気付かなかった。

ほっくんとはユンギに出会うより前からの知り合いで、でもユンギとも知らない所で繋がっていて、それが分かってからよく3人で遊んでいた。

今はユンギと同じ職場だし、ユンギほっくんのこと大好きだからわたしからあまり連絡取ってなかったけど、ほっくんはそれが寂しかったみたいで申し訳ない事をしたなあって思う。



「俺もいるんだよ！めっちゃヌナにアピールしてたんだけどな！」

「テヒョンくん！え、もしかしてやたら見てくる店員さんってテヒョンくんだったの？」

「酷い！あんなに見てて俺って気付かなかったなんて！」

「ご、ごめんね……」



なんだ、なんだ？テヒョンくんまで現れて、感動の涙は引っ込んでしまった。テヒョンくんはユンギとほっくんの職場の後輩。

凄い2人に懐いていて、どうやらジミンと知り合いでもあるみたいで、しかもジョングクとも繋がっているということで、わたしとも知り合いになったのだけど……

わたしにも凄い懐いているのは分かっているが、実は知り合ってそんなに経っていないのだ。なのにこの馴れ馴れしさ。

別にいいんだけど、正直久しぶりに顔を見ても分からなかった。いや、この綺麗すぎる顔を見てなんで分からなかったのと思うけど、店員さんだって思ってたから気になりもしなかった。

どうやらユンギの計らいで同じ職場でもある彼らの協力の元、プロポーズの演出をしてくれたみたい。しっかりビデオにも撮られていて見返したらまた泣いちゃった。


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