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ジンさんに苦言を言われてから、割とすぐに彼らとの仕事があって。ずっとうだうだ考えて悩んでいたけれど。今日、言わなきゃと思って。
このまま連絡しないで、ユンギからの誘いを受けなければ、きっとわたしたちの関係は終わる。それぐらい薄い繋がりだから。
けれど自分からユンギに終わりにしようなんて、言えそうになくて。でもユンギから誘われたら、きっと断れるほど強くなくて。だからちゃんと言わなきゃって思った。
なんて言おうか。どうやって話を切り出せばいいだろか。
悩んで悩んで、当てもなく歩いていた時だった。
突然、腕を掴まれ引っ張られた。声を上げそうになれば、それより先に自分の口を塞がれ。
ドンと衝撃を背中に感じて、ようやくユンギに引っ張られて壁に押し付けられていることに気付いた。
そのままわたしの名前を小さく呼んだユンギはわたしにキスをしてきて。いつもなら嬉しくてしょうがないんだけれど。今は苦しいだけだった。
どうやらどこかの空き部屋に連れ込まれたようだった。人が通るような廊下じゃなくてよかったけれど。それでもこんなところで、こんなことをしていられる立場ではない。また違う噂が広まってしまう。
ユンギの胸に手を置いて、強く押す。それでも彼のキスは止まらなくて。
彼のキスに溺れそうになる自分をなんとか制して、更に強い力で彼の胸を押す。そうすればようやく離れた唇。
「なに」
至近距離のまま低い声でユンギが聞いてくる。
いつもならその色香に全部どうでもよくなるんだけど。そうならないためにも、ユンギの肩を押して距離をとる。
「もう、わたしたち終わりにしよっか。お互い、いつまでも遊んでるわけにはいかないでしょう？」
「…噂のこと？なに、本当にテヒョンとできてるの？」
「テテとはなんの関係もないの」
「どうだか。あいつはえらくお前のこと気にってるみたいだし、骨抜きにさせてるんじゃないの？」
「…そんなこと、どうでもいいでしょ？もうわたしとの関係終わりにするんだから」
「あっそう。まぁテヒョンと関係があるなら、確かにこの関係は終わりにしないとな。メンバー同士でお前と寝てるとか、あり得ない」
「っ…とにかく、もうわたしとシュガさんは何もないから」
「なあ」
言いきって、帰ろうとしたわたしの腕をユンギは掴む。いつもより低い声に、鋭い視線に、一瞬息が出来なくなる。
「な、に…」
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藍(プロフ) - ピカチュウさん» ありがとうございます！ (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - ハッピーエンドで良かったです (2018年9月23日 19時) (レス) id: ef8197772f (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - mimiさん» ご指摘ありがとうございます。文章力がなく、読み辛いところがあって申し訳ないです。改善できるよう努力いたします。続編も機会があれば書きたいと思います！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます！嬉しいです。ヒロインちゃんのがユンギさん大好き過ぎるのでデレさせられるか分からないですが、機会があればぜひ書かせて頂きたいと思います。 (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ゆなさん» こちらこそ最後までありがとうございました！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年9月11日 18時
