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「俺はジニヒョンの考えに賛成だよ」
ジニヒョンからもユンギヒョンからも逃げてきた俺を追いかけてきたのはジミンだった。そしてそんなことを俺に言ってくる。
「ジミンはAちゃんのことどうでもいいわけ?」
「そんなことはないけど、俺はAちゃんよりテヒョンのが大事なだけ」
そう言うジミンは真剣な顔をしていて。きっとジニヒョンもそう思ったからAちゃんに言いに行ったんだろう。
きっと立場が逆だったら俺も同じことをしたと思う。だってみんなのことは本当に大切だから。
ただ、今はAちゃんだって同じぐらい大事ってだけ。どちらかを選ぶなんて、そんなことできない。
「分かってる…
分かってるよ、ジニヒョンの気持ちも」
「うん。俺もテヒョンの気持ち分かるよ。でもさ、きっとジニヒョンが言わなくてもAちゃんは自らテヒョンから離れたと思うよ」
「それ、本当だとしても言わないでほしい。
悲しくなるから」
そう言えば、あははって笑うから。ジミンの肩を叩く。
「笑わないでよ」
「ごめんって。テヒョンってばいつの間にか本当にAちゃんのこと好きになっちゃったんだね」
「それも言わないで。自覚した途端、ユンギヒョンとの関係知って参ってるんだから」
「本当にそれは意外。あのユンギヒョンがAちゃんとなんて」
「うん…でも2人が一緒にいるところ見てるとなんだかしっくりくるんだよね」
「ふーん、そうなんだ。それは見てみたいかも」
「もう見れないね。Aちゃんは絶対にもうユンギヒョンと会わないよ」
「だろうね。そういう子だもんね」
それがすごく辛い。俺との噂があったからそうなっちゃったわけだし。せめてユンギヒョンとAちゃんの関係が元に戻ればいいのに。
「俺はテヒョンはよくやったと思うよ」
「何それ。慰めてくれてるわけ?」
「うん」
「だったらそんな中途半端な慰めはいらない」
「本当にそう思ってるよ?俺を置いて1人でAちゃんに会いに行ってたのは許してあげる」
「だってジミンよりAちゃんと仲良くなりたかったから」
「うん。だからAちゃんはそんなテヒョンに助けられたところもあったと思う。だからこそ、今テヒョンを遠ざけてるんでしょ?」
「…うん」
そうだね。Aちゃんだもんね。不器用過ぎて、やり方間違ってる気がするけど。きっとAちゃんは精一杯考えて行動してるんだよね。
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藍(プロフ) - ピカチュウさん» ありがとうございます! (2018年9月25日 21時) (レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - ハッピーエンドで良かったです (2018年9月23日 19時) (レス) id: ef8197772f (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - mimiさん» ご指摘ありがとうございます。文章力がなく、読み辛いところがあって申し訳ないです。改善できるよう努力いたします。続編も機会があれば書きたいと思います! (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます!嬉しいです。ヒロインちゃんのがユンギさん大好き過ぎるのでデレさせられるか分からないですが、機会があればぜひ書かせて頂きたいと思います。 (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ゆなさん» こちらこそ最後までありがとうございました! (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:藍 | 作成日時:2018年9月11日 18時