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「テヒョン、ヒョンのこと責めるなよ。自分が悪者になってお前からAを遠ざけてくれたんだから。ほとぼりが冷めるまで大人しくしてろよ」
「なんで…なんでヒョンはそんなこと言えるの？一番Aちゃんと関係が深かったのはヒョンでしょ！」
「別に、俺はあいつの遊んでる中での1人なだけだ」
「それ本気で言ってるわけ？ヒョンとの関係が遊びだってAちゃんもそう思ってるって本気で考えてるの？」
「あいつから誘ってきたんだからそうだろうよ。なに、熱くなってんだよ。お前だってそうだろ」
「だから俺はそうなりたくても、ならせてくれなかったんだって」
なんで誰も分かってくれないの。なんでAちゃんの本心に誰も気付かないの。やるせない思いでいっぱいで、泣き出してしまいそうだった。
「Aちゃんはユンギヒョンのことしか見てない。俺がどんだけ一緒にご飯行こうって言っても頷いてくれないし、いつまで経ってもガードは固いし」
俺の言葉にもユンギヒョンは何も反応を示さなくて、何考えてるのかさっぱり分からない。
それが俺はやっぱり気に入らなくて。もっとユンギヒョンも必死にAちゃんとの関係を繋ぎとめて欲しかったのに。俺じゃAちゃんの苦しさは取り除いてあげることはできないから。ユンギヒョンじゃないと駄目なのに。
「Aちゃんがイメージ通りの子じゃないって本当は分かってるでしょ？男遊びができるほど、そんな器用な子じゃない」
俺がどんなに訴えてもヒョンには響かないのかな。ヒョンにとってもAちゃんは大きな存在だと思ってたんだけど。
「なんでAちゃんがユンギヒョンとそんな関係になったかは、俺には分からないけど。ユンギヒョンのこと想って泣いてるんだよ？俺、Aちゃんがヒョンのことユンギって言ってるの初めて聞いた」
俺の言葉にユンギヒョンはようやく反応を示して、そして呆れたように笑った。
「普段、名前なんか呼ばないくせに…」
そう呟くユンギヒョンの横顔がすごく悲しそうで、もっともっと言いたいことがいっぱいあった筈なのに、何も言えなくなっちゃった。
俺が何を言っても無反応だったくせに。やっぱりAちゃんのこと気になるんだよね。
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藍(プロフ) - ピカチュウさん» ありがとうございます！ (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - ハッピーエンドで良かったです (2018年9月23日 19時) (レス) id: ef8197772f (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - mimiさん» ご指摘ありがとうございます。文章力がなく、読み辛いところがあって申し訳ないです。改善できるよう努力いたします。続編も機会があれば書きたいと思います！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます！嬉しいです。ヒロインちゃんのがユンギさん大好き過ぎるのでデレさせられるか分からないですが、機会があればぜひ書かせて頂きたいと思います。 (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ゆなさん» こちらこそ最後までありがとうございました！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年9月11日 18時
