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テヒョンはちゃんと撮影には戻って来たけど。撮影が終わればまた、Aちゃんのところにすっ飛んで行きそうだった。それはマネヒョンに止められてたけど。
遠回しに自重しろって言われたけど、果たしてテヒョンの行動が変わるかどうかは疑問だけれど。
その横をユンギがふらっと出て行くのに気付いて、俺はそっと後をつけた。
そうすれば。ちょうど帰ろうとしているAちゃんの所へ近付いて行ったのが分かった。遠目でよく分からなかったけど、ユンギがなにかAちゃんに耳打ちしたのが分かった。
本当に一瞬の出来事で、注目してなかったら気付かなかったと思う。そうやって今までも2人は接触していたのかと驚く。
結局、その後のユンギの動向は分からなくて。宿舎に戻るメンバーには混ざらず、作業するからと俺達とは別行動を取ったのだ。そういうことはよくあることだし、暇さえあれば作業しているユンギだから気にすることもなかった。でもAちゃんとのことがあるから気になってしまい、ユンギの行動1つに疑心暗鬼になっている。
なんとかしなければと思い、Aちゃんに会おうと思った。
こんなに噂が出回っているのに、Aちゃんとの共演は多くて。すぐにAちゃんを捕まえることができた。
「Aちゃん」
静かに呼び止めれば、彼女は不思議そうな顔をして足を止めた。俺がAちゃんに声をかけるなんてなかったから、その反応もそうだろ。
俺は今からAちゃんに酷いことを言ってしまうかもしれない。でも俺にとってはAちゃんよりメンバーのが大切だから。だからごめん。そう心の中で謝って口を開く。
「もう、止めにしてくれないかな」
「え？」
唐突な俺の言葉に戸惑うAちゃんを無視して話を続ける。
「テヒョンは君のことすごい気に入って仲良くなりたいって言っていたし、実際に仲良くなっても何も思わなかったけど。その裏でユンギとも関係を持っていたなんて…そうなると話は別。遊びなら今すぐ、2人から離れて欲しい」
「なんで…」
「ユンギとの関係のこと？偶然、見ちゃったんだよね。それにあの写真。あれがユンギだって俺は気付いたよ」
俺の言葉に目を見開いて驚くAちゃん。誰かにバレるって考えなかったのかな。
「俺が気付いたってことは、気付く人は他にもいると思う。君はそんな噂が流れても、悪いけどもともとのイメージがそんなんだから大したダメージはないかもしれない。でも俺達は違う」
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藍(プロフ) - ピカチュウさん» ありがとうございます！ (2018年9月25日 21時) (
レス) id: 7c0b28e720 (このIDを非表示/違反報告)
ピカチュウ(プロフ) - ハッピーエンドで良かったです (2018年9月23日 19時) (レス) id: ef8197772f (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - mimiさん» ご指摘ありがとうございます。文章力がなく、読み辛いところがあって申し訳ないです。改善できるよう努力いたします。続編も機会があれば書きたいと思います！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - うらんさん» ありがとうございます！嬉しいです。ヒロインちゃんのがユンギさん大好き過ぎるのでデレさせられるか分からないですが、機会があればぜひ書かせて頂きたいと思います。 (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ゆなさん» こちらこそ最後までありがとうございました！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 66eaabbd56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍
| 作成日時：2018年9月11日 18時
