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貴方「テヒョン先輩も
お手洗いですか？」
TH「あ、そう。
…なんかお腹痛くてさぁ」
握手を終えると、Aちゃんは思いついたように
俺に質問した。
彼女相手に腹痛を言うのも少し恥ずかしかったけど、
まぁ誰だってお腹は痛くなるでしょ。
貴方「そうなんですね。大丈夫ですか？
最近寒いですし、お腹冷えやすいですもんね…」
いや、辛いもの食べてお腹ビックリしちゃっただけ…
とは言えず。
TH「そうそう、すぐ冷えるから冬は困っちゃうよね〜」
それなりの言葉を並べて返す。
すると彼女は自分の着ていたコートのポケットをゴソゴソとしだし、俺にカイロを手渡した。
貴方「これ、使ってください。さっき開けたばかりなので。」
TH「え、いいの？Aさんだって寒いでしょ？」
貴方「私は予備があるので。
冷え性同士辛いと思いますけど、乗り越えましょう！」
ファイティンです！そう言って彼女は自分の楽屋に戻って行った。
手に握られているカイロを見つめ、
そして自然と上がる口角に自分でも驚いている。
TH「別に冷え性では…ないけど」
初めて話して、俺に向けられた彼女の優しさに触れて、可愛い顔でファイティンって言われて。
…今年一幸せな瞬間だったかもしれない。
JK「…あ、ヒョーン！
撮影始まりますよ！」
暖かいカイロをポッケにしまって、
とっくに治っていた腹痛のおかげで
行くはずだったトイレをUターンした。
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Mimare(プロフ) - たま〜〜にある、話の最後ー ーの下の主コメで吹く我氏。 (2021年12月29日 15時) (
レス) @page7 id: c93de8b3c6 (このIDを非表示/違反報告)
彩 - はじめまして、彩です。このお話大好きです♪続き、楽しみにしています！ (2021年11月15日 21時) (レス) @page15 id: 7de6ed1446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二の腕 x他1人 | 作成日時：2021年11月9日 15時
