-君がいいんだ-JIN ページ7
-ジンside-
毎朝決まった時間に起き
顔を洗い歯磨きをして
メンバーの朝ごはんを作る
いつものようにお皿を人数分出す
ジン:…
まただ
また
8枚出しちゃった
いつもこう
Aがいなくなった日から
TVから消えたAは
僕の中からは消えていなかった
1枚のお皿を手に取り
元あった棚へ戻す
"A"
横一列に並べられたマグカップ
そこには
Aのマグカップもあった
どうしてこれだけ置いていったのか
マネージャーを恨む
忘れなくちゃいけないのに
忘れられないよ
こんな物あったら
でも捨てればいい話なのに
捨てられずにいる。結局。
ジン:A…
ちゃんと食べてるかな?
こんな時に限って
あの日の記憶が蘇る
Aを抱いたあの日の温もり
Aの小さな手を骨が折れちゃうんじゃないかって
くらい強く握り締めた
次会えるかなんて分からないけど
もし会えるなら
優しく抱き締めたい
Aを
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作者名:ありさん。 | 作成日時:2018年4月1日 14時